医療法人社団 葛西中央病院

概要

院名医療法人社団 葛西中央病院
所在地
〒134-0091 東京都江戸川区船堀7-10-3
院長土谷明男
電話03-3680-8121
ファックス03-3869-6669
診療科目
内科・整形外科・小児科・泌尿器科・リハビリテーション科

葛西中央病院/私たちの理念

医療を通じて、
心を支える。

院長からのごあいさつ

◎医療の二つの方向性
一つは最先端の科学による医療技術を追求する方向。もう一つは気持ちや思いを重視する方向。当院では高齢の方が多いです。どちらがより求められているでしょう。日々の会話で多くの高齢者は高度な医療を望んでいません。
しかし、ほとんどそうだからと言って決めつけてはいけません。本人・家族と十分な話し合いに基づくことが重要です。最先端の治療を望めば、適切に紹介することも必要です。一方で気持ちや思いを重視するなら、医療を提供するということは目的ではなく、手段であることを強く認識しなければなりません。病気やケガ、あるいは単に歳を重ねることをきっかけに生まれる不安を少しでも和らげることが私たちの目的であり、医療の提供はそのための手段ということです。

◎心を通わせること
例えば認知症の方。認知症の方は相手をよく見ています。自分が今までの自分とは違うことはわかっています。人に頼らないといけないと感じています。相手をよく見ているというのは今まで以上に自分にとって味方をしてくれるのかどうかを推しはかっているのです。言葉がうまく通じなくても心を通わせることはできます。
「今日はいい天気ですね」というあいさつ。言葉の情報そのものに価値はほとんどありません。空を見ればわかります。その意味するところは自分は相手を気にかけていることを示していることです。心を通わせるのは言葉だけではありません。
ここで注意するのは「心を通わせることができる、できた」と思うことです。どういうことか?心が通ったかどうかは本当のところはわかりません。ここでは謙虚な姿勢が求められます。意思が伝わるのは奇跡的なことのように感じます。

病院を訪れる方やその家族は、それまでとは違う状態にあり不安に思っています。心を通わせようとする謙虚な姿勢で、当院を訪れる方々の不安な心を支えたく思います。

葛西中央病院 院長 土谷明男
1998年3月、群馬大学医学部卒業。2012年より葛西中央病院理事長・院長。
公益社団法人東京都医師会副会長。座右の銘「思えば思われる」

職員の声

葛西中央病院で働く職員の声をご紹介しております。
職員の日頃の取り組みや想いやを掲載しておりますので是非ご覧ください。

事務部 電子カルテ導入のご案内

地域医療の向上に向け、職員一丸となり、患者様第一で日々業務に精進しております。 今夏から最先端の電子カルテを本格稼働させ、「医療を通じて、心を支える。」を理念に、今後も患者様の生活全体のサポートができる医療提供の体制強化を図って参ります。 また、電子カルテ導入で業務の効率化を進め、病院全体の流れが良くなるよう職員一人一人が「周囲に気を配る」ことを今年の病院の目標に日々活動しています。 地域の皆様に「必要とされ、無くてはならない、お役に立てる病院」になれるよう日々頑張って参りますので、今後共どうぞよろしくお願い致します。

事務長 菅沼徹

施設基準等の届出状況について

当院では、患者様に安心して医療を受けていただくために、厚生労働省が定める施設基準等に基づき、院内体制の整備と質の高い医療の提供に努めております。この度、診療報酬改定に伴う厚生労働大臣の定める掲示事項に基づき、当院が取得している施設基準および各種加算について、以下の通りお知らせいたします。

1. 入院基本料に関する事項

当院は、以下の入院基本料の施設基準を満たし、厚生局に届け出ております。

  • 一般病棟入院基本料

    当院では、看護職員の配置基準や必要な設備など、厚生労働省の定める基準を満たした一般病棟を有しており、適切に入院医療を提供しております。

2. 厚生局への届出が必要な施設基準の届出状況
  • 情報通信機器を用いた医療に係る基準

    当院では、情報通信機器を用いた診療(オンライン診療など)を行うための体制を整備しております。

  • 救急医療管理加算

    当院では、緊急性の高い患者様に対して、必要な医療を提供するための体制を整え、救急医療管理加算の届出を行っております。

  • 診療録管理体制加算3

    当院では、患者様の診療情報を適切に管理し、診療の質の向上に資するための体制を整備し、診療録管理体制加算3の届出を行っております。

  • 看護補助体制に関する事項(看護補助加算)

    当院では、看護職員と連携し、患者様の身の回りのお世話などを行う看護補助者を適切に配置しております。

  • 感染対策向上加算3

    当院では、院内感染防止対策委員会を設置し、指針の作成、研修の実施、感染症発生状況の把握など、院内感染防止に組織的に取り組んでおります。感染対策向上加算3の届出を行い、地域の医療機関とも連携し、感染対策の向上に努めています。

  • 病棟薬剤業務実施加算1

    当院では、病棟において薬剤師が医師や看護師と連携し、患者様への服薬指導や副作用のモニタリングなどを行い、より安全で効果的な薬物療法を推進しております。

  • データ提出加算

    当院では、診療情報を匿名化し、国が推進する医療の質の向上に資するデータベース作成事業に協力しております。

  • 入院時食事療養(1)(ホームページ記載)

    当院では、入院患者様の状態に応じた適切な食事を提供するため、管理栄養士による管理のもと、適時・適温の食事を提供しております。

3. 医療安全対策に関する事項

当院では、安全で質の高い医療を提供するために、医療安全管理体制を整えております。

  • 医療安全管理委員会の設置

    医療安全管理委員会を設置し、院内の医療安全対策に関する方針の策定、対策の実施、改善策の検討などを行っています。

  • 医療安全管理者の配置

    医療安全管理者を配置し、医療現場における安全確保の推進、職員への教育・指導を行っています。

  • 医療安全に関する指針の整備

    医療安全に関する指針を整備し、職員が医療安全の基本理念を共有し、安全な医療の実現を図っています。

  • 医療事故発生時の報告体制の整備

    医療事故が発生した場合には、速やかに報告が行われる体制を整備し、適切な対応と再発防止策の策定を行っています。

  • 医療安全に関する職員研修の実施

    職員を対象に定期的な医療安全に関する研修を実施し、安全意識の向上と知識・技能の習得を図っています。

4. 感染防止対策に関する事項

当院では、院内感染防止のため、感染対策の推進と継続的な改善を行っております。

  • 感染対策委員会の設置

    感染対策委員会を設置し、感染対策の基本方針の策定、院内感染防止に関する活動の計画・実施を行っています。

  • 感染対策責任者および感染管理者の配置

    感染対策責任者および感染管理者を配置し、日常的な感染防止活動の推進、職員指導を行っています。

  • 感染対策指針の整備

    感染対策に関する指針を整備し、職員に対して標準予防策、感染経路別予防策等の周知徹底を図っています。

  • 感染症発生時の報告体制の整備

    感染症発生時には、速やかな報告体制を整備し、関係機関との連携のもと適切な対応を行っています。

  • 感染対策に関する職員研修の実施

    職員を対象に定期的な感染対策に関する研修を実施し、感染防止に関する知識と技能の向上を図っています。

  • 抗菌薬適正使用の推進

    抗菌薬の適正使用を推進し、耐性菌の発生抑制に努めています。

5. 医療従事者の研修に関する事項

当院では、職員の知識・技術の向上を目的として、医療安全、感染対策等に関する研修を計画的に実施しております。新規採用時の研修に加え、定期的な院内研修や必要に応じた外部研修への参加を推進しております。

6. 看護職員の配置に関する事項

当院では、患者様の療養環境の向上と質の高い看護提供のため、法令で定められた基準を満たした看護職員の配置を行っております。また、看護補助者との協働により、患者様一人ひとりに寄り添った看護の提供に努めております。

7. 保険外負担に関する事項

当院では、以下の事項について、患者様にご負担いただいております。(金額は税込表示)

差額室料1人室(1日につき) 3,300円
証明書料 診断書(一般的なもの) 3,300円
入院証明書 3,300円
通院証明書 3,300円
診断書(交通事故関係) 5,500円
意見書 5,500円
死亡診断書 5,500円
死体検案書 8,800円
その他 診療情報提供書(紹介状)再発行 550円
診療録(カルテ)等の写し 1枚につき 110円
8. 明細書発行体制等に関する事項

当院では、領収証発行時に診療報酬の算定項目が分かる明細書を無料で発行しております。明細書の発行を希望されない場合は、窓口までお申し出ください。

9. 医療DX推進体制整備について
  • 医療DX推進の体制に関する事項

    当院では医療DXを推進するための体制として医療情報システムを管理する体制を整備しております。

  • 電子資格確認を利用した診療情報の取得・活用体制に関する事項

    当院では、オンライン資格確認を行う体制を有しており、患者様同意のもと、医師が診療を行う診察室や処置室、病棟等において、オンライン資格確認等システムにより取得した診療情報等を活用して診療を実施しております。

  • 今後の医療DX推進の施策に関する事項

    今後、電子カルテ情報共有サービス等の医療DXの取組に参画する予定です。